1日自動車保険（ちょいのり保険）の補償内容を比較！

「週末だけ親の車を借りてドライブに行きたい。」　そんなときに入っておくと安心なのが1日自動車保険の「ちょいのり保険」。24時間800円からプランが選べるうえに、コンビニやスマホで簡単に加入手続きができるのも「ちょいのり保険（1日自動車保険）」の大きな魅力。今回は「ちょいのり保険（1日自動車保険）」の3つのプラン、それぞれの補償内容についてご案内します。

※本記載の内容は、2023年1月時点のものです。

すぐ解る！ちょいのり保険（1日自動車保険）3つのプラン：補償内容比較表

「ちょいのり保険（1日自動車保険）」には、シンプルプラン・レギュラープラン・プレミアムプランの3つのプランがあります。まずは、下の表で各プランの補償内容を比較してみましょう。

ちょいのり保険（1日自動車保険）3つのプラン共通：7つの補償

「ちょいのり保険（1日自動車保険）」の3つのプラン①シンプルプラン・②レギュラープラン・③プレミアムプランには、7つの補償（表1〜７）が共通して含まれています。その補償内容を一つずつご案内しますので、上の表の数字と照合してご確認ください。

1. 「他人にケガをさせてしまったとき」の対人賠償責任保険

対人賠償責任保険とは、借りたお車を運転中の事故により他人を死亡させる、ケガをさせてしまう等して法律上の損害賠償責任を負う場合に、相手方1名あたり保険金額を限度に保険金をお支払いする補償です（自賠責保険等で支払われる部分を除く。）。対人賠償責任保険の保険金額は無制限です。

2. 「他人の物を壊してしまったとき」等の対物賠償責任保険

対物賠償責任保険とは、借りたお車を運転中の事故により車や塀等の他人の財物を壊したり、借りたお車が線路に立ち入り、電車等を運行不能にしたりして、法律上の損害賠償責任を負う場合に、1事故について保険金額を限度に保険金をお支払いする補償です。対物賠償責任保険の保険金額は無制限です。

3. 「相手方の車の修理費が時価額を超えたとき」の対物超過修理費特約

対物超過修理費特約とは、対物賠償責任保険で補償する事故において相手方の車の時価額を超える修理費が発生し、補償を受けられる方がその差額分を負担する場合、差額分の修理費に補償を受けられる方の過失割合を乗じた額を保険金としてお支払いする補償です。対物超過修理費特約の保険金額は、1事故について相手方の車1台あたり50万円が限度になります。

4. 「借りたお車に乗車中の事故によりケガをしてしまったとき」の搭乗者傷害特約(一時金払)

搭乗者傷害特約(一時金払)とは、借りたお車を運転中の事故により、乗車中の方が、ケガ・死亡された場合やこれらの方に後遺障害が生じた場合に、補償を受けられる方1名あたり保険金額に基づいて、あらかじめ設定された額を保険金としてお支払いする補償です。ケガの場合には、一時金として傷害保険金（入通院給付金または治療給付金）をお支払いします。

5. 「単独事故等でケガをしてしまったとき」の自損事故傷害特約

自損事故傷害特約とは、借りたお車を運転中の自損事故（相手方がなく電柱に衝突、崖から転落等）や前の車に追突してしまった等の事故によって、運転者ご本人（記名被保険者）または乗車中のご家族がケガ・死亡された場合やこれらの方に後遺障害が生じた場合で、自賠責保険等の請求権が発生しないときに、補償を受けられる方1名あたりにあらかじめ設定された額を保険金としてお支払いする補償です。

6. 「借りたお車の故障やトラブル時の応急対応」等のロードアシスト

ロードアシスト（24時間365日対応）には3種類、以下（1）（2）（3）の補償・サービスがあります。

（1）車両搬送費用補償・車両搬送サービス
事故または故障等（電気自動車における電欠またはガソリン・軽油を燃料としないお車における燃料の不足もしくは費消を含む）により借りたお車が走行不能となった場合に、修理工場等までレッカー搬送を行い、レッカー搬送に必要な費用（車両搬送費用）を1回の事故等について（２）と合計で15万円^*1を限度にお支払いします（「車両搬送・緊急時応急対応費用補償特約」による補償の対象となる費用については、保険金としてお支払いします。）。

*1  搬送先の修理工場等について、東京海上日動が事前に承認した場合は、無制限とします。

（2）緊急時応急対応費用補償・緊急時応急対応サービス
事故・故障やバッテリー上がり等の車両自体に生じたトラブルにより走行不能となった場合の緊急時応急対応費用（原則東京海上日動が事前に指定した業者での対応に限る）を（1）との合計で15万円を限度にお支払いします。

※「車両搬送・緊急時応急対応費用補償特約」による補償の対象となる費用については、保険金としてお支払いします。
※部品代および消耗品代は除きます。

（3）付帯サービス（原則無料）
・燃料切れ時ガソリン配達サービス^*2
・おクルマ故障相談サービス

*2  借りたお車が電欠等^*3により走行不能となった場合に生じた車両搬送費用を除きます。
*3  電欠等とは、借りたお車が電気自動車の場合の充電切れをいい、燃料電池自動車、圧縮天然ガス自動車、 液化石油ガス自動車等の所定の場所以外での補給が困難な燃料のみにより走行する自動車の場合の燃料の不足または費消を含みます。

【ロードアシスト・サービス利用時の注意事項】
■「ロードアシスト」のサービスのご利用にあたっては、事前に東京海上日動にご連絡ください。事前のご連絡なく独自に手配されますと、サービスのご提供を行うことができません。
■「ロードアシスト」のサービスは、東京海上日動がJAFまたは提携会社を通じてご提供します。
■一定のご利用条件やご利用上限額があります。詳細はちょいのり保険サイトに掲載の「ロードアシスト利用規約」をご参照ください。また、「ロードアシスト」のサービスの内容は変更・中止となる場合があります。
■（3）付帯サービスは原則として無料でご提供します。

7. 「事故発生から24時間のサポート」の事故現場アシスト

事故現場アシスト（24時間365日対応）は、お客様が最も不安な「事故発生から24時間」をしっかりサポートします。事故現場アシストには、以下（1）（2）（3）のサポートがあります。

（1）事故の際のアドバイス
事故現場でお困りの場合に、専門のスタッフがお電話にてご相談を承り、状況に応じてアドバイスいたします。

（2）初期対応
事故のご連絡を受け付けた後に、ご要望に応じて修理工場や病院等への各種手配や、被害者への連絡等を行います。

（3）24時間以内の状況報告
（2）の初期対応を行った場合には、24時間以内にお客様へ状況をご報告いたします。

【事故現場アシストの注意事項】
■事故現場アシストは、東京海上日動がグループ会社を通じてご提供します。
■事故現場アシストは、無料でご提供します。なお、事故現場アシストの内容は変更・中止となる場合があります。

重要！ちょいのり保険（1日自動車保険）選べる２つの安心補償

「ちょいのり保険（1日自動車保険）」には選べる2つの補償（表8、9）があります。この2つの補償を希望する・しないによって加入するプランが変わりますので、補償内容を理解してしっかりと検討をしましょう。

8. 「事故で借りたお車が壊れたとき」の借用自動車の復旧費用補償特約

「ちょいのり保険（1日自動車保険）」の選べる2つの補償、１つ目は「事故で借りたお車が壊れたとき」の車両補償です。

借りたお車を運転中の事故（レギュラープランは、お車同士の衝突、動物との接触、飛来中の他物との衝突等に限ります。）により借りたお車に損害が生じ、その損害を修理した場合、または修理せずに代替車を購入した場合に、１回の事故について300万円を限度に保険金をお支払いします。

ただし、15万円の免責金額（自己負担額）がありますので、ご注意ください。また、借りたお車の代替車を購入した場合は、①修理する場合にかかる費用②代替車の購入費用③借りたお車の時価額のいずれか低い金額を限度にお支払いします。
※盗難・駐停車中に生じた損害（あて逃げ・落書き等）は対象となりません。

この車両補償が含まれているのはレギュラープランと、プレミアムプランの２プランになります。一般的なドライバー保険には車両補償が含まれていないことが多いので、現在ドライバー保険に加入している方も今一度その補償内容を確認してみましょう。
1日自動車保険（ちょいのり保険）とドライバー保険（自動車運転者保険）の違いとは？加入条件や補償内容を比較！

9. 「相手方への法律上の損害賠償請求を弁護士等に依頼・相談したいとき」の弁護士費用特約

「ちょいのり保険（1日自動車保険）」選べる2つの補償、2つ目は「相手方への法律上の損害賠償請求を弁護士等に依頼・相談したいとき」の弁護士費用の特約です。この補償では借りたお車を運転中の事故で相手方に法律上の損害賠償請求をするための弁護士費用^*1および法律相談費用^*1に対して、1事故について補償を受けられる方1名あたり300万円を限度に保険金をお支払いします。^*２また、借りたお車を運転中に対人事故を発生させた際の刑事事件に関わる弁護士費用^*1および法律相談費用^*1に対して、1事故について補償を受けられる方1名あたり150万円^*３を限度に保険金をお支払いします。^*1

*1 弁護士等への委任や法律相談および弁護士等への費用の支払いに際して、事前に東京海上日動へのご連絡が必要です。
*2 弁護士等への報酬を負担した場合は、東京海上日動が別途定める上限額の範囲内で保険金をお支払いします。
*3 裁判員裁判となる場合で、2名以上の弁護士に委任した場合は300万円を限度とします。

※法律相談費用補償特約もセットされます。

この弁護士費用特約が含まれているのはプレミアムプランになります。

ご存知ですか？信号待ちの際に後続車両に追突される等、補償を受けられる方に責任が全くない「もらい事故」は、保険会社が示談交渉をすることはできません。「もらい事故」は自動車保険の賠償事故のうち、約3件に1件の割合で発生し、全国で年間約200万人の方が「もらい事故」にあっていると推計されます。
※東京海上日動の2020年度事故統計等から推計

「もらい事故」は被害者に責任がないため、保険会社が被害者に代わって示談交渉することができませんが、弁護士費用特約がセットされている場合、弁護士に示談交渉を依頼した場合の弁護士費用等を保険金としてお支払いします。

ちょいのり保険（1日自動車保険）3つのプラン別：補償内容比較

最後に、「ちょいのり保険（1日自動車保険）」の3つのプラン、①シンプルプラン　②レギュラープラン　③プレミアムプランについて、それぞれのプランの概要をご案内します。

ちょいのり保険（1日自動車保険）　①シンプルプラン

「シンプルプラン」は24時間あたり保険料800円で、借りたお車を運転中の対人・対物事故に対して保険金をお支払いいたします。また、借りたお車に乗車している方が死亡やケガをした場合にも保険金をお支払いいたします。このプランには車両補償（借用自動車の復旧費用補償特約）はセットされていませんのでご注意ください。

ちょいのり保険（1日自動車保険）　②レギュラープラン

「レギュラープラン」は、24時間あたり保険料1,800円で、相手方への賠償およびお車に乗車中のケガ等に加え、借りたお車を運転中の事故（お車同士の衝突、動物との接触、飛来中の他物との衝突等に限ります。）により借りたお車に損害が生じた場合には、その修理費用等をお支払いいたします。その際の免責金額（自己負担額）は15万円になります。

ちょいのり保険（1日自動車保険）　③プレミアムプラン

「プレミアムプラン」は24時間あたり保険料2,600円で、相手方への賠償およびお車に乗車中のケガ等に加え、借りたお車を運転中の事故により借りたお車に損害が生じた場合には、その修理費用等をお支払いいたします。その際の免責金額（自己負担額）は15万円になります。また、運転者ご本人（記名被保険者）に責任がなく保険会社が示談交渉できない「もらい事故」の際に、加害者に対して法律上の損害賠償請求をするために負担した弁護士費用および法律相談費用等が補償されます。

なお、運転日（ご利用開始日）がLoppiではじめてご契約いただいた日から7日以内の場合等は車両補償がセットされたレギュラープランおよびプレミアムプランをご利用いただけないのでご注意ください。詳しくは、下記の記事で説明していますので参考にしてみてください。
スマホ（パソコン）・コンビニで簡単！1日自動車保険（ちょいのり保険）の加入方法

※ちょいのり保険（１日自動車保険）は「一日単位型ドライバー保険特約（包括方式）に基づき通知または一日単位型ドライバー保険特約（一般方式）が付帯された自動車運転者保険」、対物超過修理費特約は「対物超過修理費用補償特約」、ロードアシストは「車両搬送・緊急時応急対応費用補償特約およびサービス」、弁護士費用特約は「弁護士費用等補償特約（自動車）」のペットネーム・略称です。
※こちらは「ちょいのり保険」の概要を記載したものです。適用できる割引や特約等には一定の条件がある場合があります。なお、ご契約にあたっては、必ず「重要事項説明書」をよくお読みください。また、詳しくは、「約款」をご確認ください（「約款」はホームページでもご確認いただけます。）。ご不明な点等がある場合は、代理店または東京海上日動までお問い合わせください。

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